JOBA教育ブログ

帰国生中高入試 習慣のチカラ (その3)
●習慣のチカラを利用して【勉強の先延ばし】にサヨナラしよう!
ここからは、「その2」でご紹介した習慣化の4ステップを踏まえ、【勉強の先延ばし】という悪い習慣を断ち切る方法を考えてみましょう。
1. 勉強の妨げになる行動の『手がかり』となっているものは何かを分析しましょう。
手がかりとなっているものとしては、場所・時間・音や匂いなど五感に対する刺激など様々な要素が考えられます。
【勉強の先延ばし】を克服する上で最も強力かつ効果的なのは、好ましくない行動の引き金となっている『手がかり』に近づかないようにすること、できるならば完全に取り除いてしまうことです。
現代の子ども達にとってもっとも強力な『手がかかり』といえば、何といってもスマホをはじめとするデジタル通信機器でしょう。
これらについては特に、少なくとも勉強の際には取り除いてしまうことが望ましいです。
勉強をスタートするタイミングで、「今から勉強を始めます」と宣言しておうちのひとや塾の先生にスマホを預けてしまう。
そうすることで、スマホを預けるという行為が新たに「勉強に取りかかる」という良い日課への『手がかり』になっていきます。
実際にJOBAでも、自習の際は職員室にスマホを預けるようにしている方がいらっしゃいますが、勉強に向けてのスイッチが入り集中して学習に取り組むことができるようです。
2. 悪い習慣をよい習慣へ改めていく際には
それまでのうまくいっていない行動を別の新たな行動で上書きしていくようにしましょう。
たとえば勉強場所。
自分のひとり部屋で勉強しようとしては、ついついスマホに手を伸ばしてそのまま没頭してしまう…という悪循環に陥っていたのであれば、思い切って勉強場所を変えてみましょう。
そのように、良い習慣と結びついた別の行動で自分をどんどん上書きしていくことで、悪い習慣を断ち切ることができるでしょう。
~完~
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