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帰国生中高入試 英語 Essay対策について (その2)

2024年6月5日

入試でのEssayには、大きく分けて Non-Fiction Essay と Fiction Essay の二つの形式があります。
まずは、受験する学校のEssayがどちらの形式なのかを確認しておくことが大切です。
また、Non-Fiction Essayの形式でも、学校により、社会的問題をトピックとして取り上げて意見を述べさせるもの、agree/disagree 形式で問われるもの、海外経験に関連したトピックについて書くものなど、出題形式が異なります。
Essayが苦手という場合でも、受験校のEssayトピックの傾向に沿って何課題も書き上げていけば、自分なりの「書き方の型」ができあがり、しっかりとしたEssayが書けるようになりますので、きちんと傾向を把握して諦めずに演習に取り組みましょう。
以下、Essayを書く際のアドバイスをいくつか紹介いたします。

【2】 読み手を意識する
面接試験の際は、聞かれたことに対して言い直すことや、ジェスチャーを使いコミュニケーションを取ることが可能ですが、Essayでは文字情報のみで言いたいことを伝えなければならず、書いたエッセイが「最終形」になります。
添削する人が読む際に「ここはこういうことが言いたいんだよね」と汲み取らなければならないエッセイでは、あなたの滞在国や経験を知らない採点者には言いたいことが正確に伝わりません。
そこで、「基礎情報が全くない第三者が読む際に必要な情報は何か」を常に意識して書くことをオススメしたいと思います。
みなさんは、「本番ではその辺りも含めて丁寧に書くから・・・」と練習では少し手を抜いていたりしませんか?
丁寧に書くにはそれなりの時間を要しますし、入試でのぶっつけ本番では間違いなく時間が不足してしまいます。
練習のときから、「丁寧に」「時間内に」書くことを意識してください。

~その3につづく~

 

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