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帰国生中学入試 国語 小説文攻略のための「読書」(その3)
そこで、語彙力を高め、読むスピードを上げ、物語の「パターン」を知るために、読書は有効です。
良い本をたくさん読みましょう。量と同時に質も重要です。
ときには「作者ベース」で読んでいくのも面白いと思います。
以下に、代表作家を紹介します。
【椰月美智子】
落ち着いたストーリー展開と、的確で癖のない文章表現を操る椰月美智子もよく出題されます。
心情描写や会話文に意図が込められていることが多く、しかもその意図が割とはっきりしているため、問題としても出題しやすい文章となっています。
登場人物のキャラがしっかりしているので、自分自身とは異なる性格の人の視点を獲得するのに最適です。
<どう読むか>
端的な描写やセリフに込められた想いを丁寧に読んでいく。
主人公の負の要素、精神的な弱さや至らなさなどを優しく見守るように読む。
情景描写によって物語が展開していく様を感じ取る。
美しい日本語の表現を体感しながら、ストーリーを丁寧に追っていく。
<出題ポイント>
セリフに込められた心情
人物同士の関係性
小説文中の比喩表現の意味
~完~
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