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帰国生中高入試 国語 記述問題を攻略する! (その3)
【6】 同じ言葉や表現を多用しないこと。
⇒【5】と同様に、文中表現を理解=納得しないままに、ただ「抜き出し→アレンジ」と機械的に行うと、表現の重複を招き、マス目が埋まっても要素が一つとされて、減点の対象となります。
【7】 話し言葉で書かないこと。
⇒「~で、~から。」、「~だし、~から。」などは、「~ので、~から。」、「~であり、~から。」に改めましょう。
【8】 「ら抜きことば」で書かないこと。
⇒採点するのは「大人」です。
いまだ容認されていない「ら抜き言葉」は減点対象です。
※「見れる」・「起きれる」・「寝れる」・「食べれる」・「来れる」などがそれにあたります。
【9】 主語と述語が一致しているかどうかに神経を使うこと。
⇒最終確認として、必ず行いましょう。
特に、40字を超える「複文」は、主語と述語のかみ合わない「ねじれた文」になりやすいので、注意しましょう。
【10】 記述は「だれが読んでも内容が『すーっと』頭に入ってくるわかりやすい文」に仕上げること。
⇒できあがった一文を何度も読み返し、よりスマートな表現(文章)になるよう、制限時間いっぱいまで推敲を重ね、納得の一文を書きましょう。
いかがでしょうか。
さっそく今日から、記述問題の解答パターン(型)、すなわち「文末表現・結論部分⇒根拠・理由」の順で考えることを意識しましょう。
本文中から抜き出せる箇所=要素に線を引いて、それを一文にまとめる、という一連の手順を「マイルール」になるまで繰り返しましょう。
次回のセンター試験で実践し、効果を確認してみてください。
~完~
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