JOBA教育ブログ
帰国生中高入試 国語 過去問を最大限活用する!(その3)
入試対策で中心となるのは、受験する学校の「過去問演習」です。
ただし、漫然と過去問を解くだけでは効果はありません。
過去問演習をしっかり「入試対策」にするための「過去問演習のポイント」を、順に確認していきましょう。
【5】 「自分の勉強」をする
こうして、全身全霊をかけて授業や講座で取り組んだ過去問演習を、単なる問題演習で終わらせるのはもったいないですね。
いくら過去問を何十年分も、何十校分も解いても、実力の向上は望めません。
なぜなら、過去問演習は自身の実力が受験レベルに達しているかを確認するための演習に過ぎないからです。
では、どうするべきなのか。
それは、「自分の勉強」をすることです。
過去問の演習後、記憶の新しいうちに自分の弱点を克服する勉強に取り組みましょう。
例えば、読解問題の記述問題がイマイチなら、記述問題を多く出題する問題に挑戦してみることが大切です。
漢字・語句で得点が伸び悩んでいるのなら、しっかり漢字練習に取り組みましょう。担当の先生に練習問題やアドバイスをもらうのも良いと思います。
過去問演習をしたらアクションを起こしましょう。
「与えられる勉強」から「自分のための勉強」にシフトチェンジすることが大切です。
何もしなければ、今までと変わらない点数です。
そして、気が付いた自分の弱点とその克服法は、さっそく授業中の問題演習で実践していきましょう。
検証と実践の繰り返しで、しっかりとした得点力が身に付きます。
国語の成績は、一朝一夕には向上しません。
入試の前日まで実力は上がるものだと信じて、粘り強く取り組んでいきましょう!
~完~
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