JOBA教育ブログ
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帰国生中高入試 算数・数学 過去問演習での得点を伸ばす(その1)
過去問演習も何度か経験し、「なかなか得点が伸びないなぁ」という悩みを抱えている生徒さんが多いことと思います。
得点が伸びない主な原因として、以下のようなことが考えられます。
「全ての問題を解こうとしている」⇒時間の使い方に問題がある。
「ケアレスミスがなくならない」⇒なくす努力をしていない。
「解けない問題が多い」⇒学力不足。
1つ目の「全ての問題を解こうとしている」という問題には、ほとんどの人が陥っているのではないでしょうか。
100点を取ることが目標ならばともかく皆さんの第一目標は「合格最低点を超えること」のはずです。
他の科目との兼ね合いもありますが、60点~70点あれば十分です。
つまり、30点~40点は捨ててもよいのです。
算数・数学の試験は1問あたりの配点が大きいので、30点~40点といっても実際に捨てられるのは5問~8問程度です。
1問あたりの解答時間は平均すると2分程度になってしまうので、1分ほどで「解き方の方針」が見えてこない問題は後回しにしてしまってもよいでしょう。
それよりも、計算や小問集合など、多くの受験生が正解する問題に時間をかけましょう。
「簡単だから早く解いて大問に時間をかけよう」という発想は間違っていませんが、そもそも「時間をかけても解けない」問題に時間を使うことは無駄でしかありません。
「解ける」問題と「解けそう」な問題に時間を使うことが、得点アップへつながるもっとも簡単な方法です。
~その2につづく~
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