氏名:H.I.
海外歴:ミャンマー(ヤンゴン日本人学校)小1~小5の1学期まで。その後本帰国。
受験結果:
学習院女子中等科合格・進学
東京都市大学等々力中学校S特選コース合格
田園調布学園中等部合格
<受講コース>
・6月~「入試作文対策コース1」 受講
・10月~「志望校別実践演習コース」受講
総受講期間:2024年6月~2024年12月
1 JOBAの通信添削プログラムを選択いただいた理由をお聞かせください。
友人のお子さんがJOBA海外校に通っていてJOBAを身近に感じていたことと、帰国生入試に特化した指導をしてもらえると思ったからです。
2 早くから作文練習を始めようと思われた理由をお聞かせください。
作文力は一朝一夕には身につくものではないこと、また入試直前期は過去問演習などで忙しくなると思い、余裕を持って始めました。
3 実際にJOBA通信添削プログラムの課題で作文練習を始めてみてどうでしたか。取り組んだ当初の様子をお知らせください。また、保護者の方はどの程度関わられましたか。
学校から出される日記の宿題くらいしか文を書く習慣がなかったので、始めた当初は課題がなかなか進みませんでした。このように書いてみたらとアドバイスをしたり、アイディアを共有したり、最初の数回は親がかりで何とか仕上げていました。駐在時のことはかなり忘れていたため、イベントや日常生活を一緒に振り返ったりそのとき感じたことを思い出したりしてメモにまとめていきました。
4 JOBA通信添削プログラムはどのように役立ちましたか。お子様の様子や作文の成長具合などお知らせください。また、逆に大変だったことなどもお聞かせください。
構成面では日本語作文の型を基本から教えてもらいました。また、表現面では横書きのときは算用数字を使うことや書き言葉にふさわしい言葉遣いなどといった基礎も教えて頂きました。最初の頃に書いたものを読み返すと、保護者の目から見ても作文としてずいぶん良くなっていることを実感できました。
5 添削プログラム以外に実施した受験対策で、有効だったものがあれば教えてください。
海外駐在中は通塾が難しい環境だったため、小学4年生から動画配信授業の受講と週テストをスキャンして提出するスタイルで受験勉強をしていました。それが合っていたので、本帰国後も通塾はしませんでした。
6 受験勉強以外の苦労についてお話しいただけますか。
上記の動画配信授業の受講と週テストの提出を3年間続けていたので、根気強い保護者のサポートは必要でした。提出期日に間に合わせるため、旅行先にまでプリントした週テストを持って行ったこともあります。長期休暇の度に一時帰国していたので、重いテキストを毎回荷物に入れる必要があり、勉強する環境が落ち着きませんでした。また、6年生の夏休みは勉強のリズムが乱れないよう、午前中は図書館で勉強するといった生活を整えるのにも苦労しました。
7 受験前にどんな準備をしましたか。有効だったと思われることを教えてください。
受験校が少ないからできたことですが、志望順位の高い学校の過去問は4年分を2周しました。また、帰国の問題よりも難しい一般入試の過去問もできる範囲で解いてみました。出題傾向や頻出単元を把握するのに役立ったと思います。作文に関しては、直前期に今までの課題と海外で印象に残っている出来事をまとめたメモをざっと読み返して、記憶を呼び起こしておきました。
8 入試日当日の様子、また保護者の方からみたお子様の様子をお聞かせください。
あまり緊張するタイプではないので、いつも通りで安心して見ていられました。3年間しっかり準備してきたため、どのような結果でも悔いはないと親子共々すっきりした気持ちで入試を迎えることができました。
9 入試を終えた今のお気持ち、ご感想をお願いします。
自分たちが信じてやってきたことが報われて良かったと嬉しい気持ちと受験勉強という目標がなくなって少し寂しいような気持ちです。
10 帰国生受験をする人たちに向けて、メッセージをお願いします。
中学受験の一般入試では2月1日から午前、午後入試と怒涛の数日間となりますが、娘の帰国入試では次の入試まで1週間から1ヶ月も空いていました。そのため、1校終わったら次の入試対策に全集中することができ、大変ありがたかったです。ぜひそのメリットを存分に活かしてもらえたらと思います。作文対策としては、趣味の読書が語彙力や表現力のために役立ちました。我が家は日本人学校の図書館を利用していましたが、何か他の手段でも頻繁に活字に触れる機会があると良いと思います。
そして、駐在先で今できることを大切にして、その貴重な日々を前向きに過ごしていれば、自然と面接準備にもつながると感じました。
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