学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ 大妻中学高等学校
この情報は2024年度入試に関する内容です。
Q．帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．クラス・授業とも一般生徒の混合で行いますが、英語は一定のレベルの方（英検2級・準1級程度）を対象とし、全授業取り出しを実施します。5教科は小テストがあり、結果を見て、再試や補習を行い、フォローしています。
Q．帰国生に対する英語の授業は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．英語は一定のレベルの方（英検2級・準1級程度）を対象とし、取り出しを行います。中1から高1まですべての英語の授業を取り出し、社会課題、文学の研究、国際課題の探求等をネイティブが行います。高2からは選択授業で対応します。
また、取り出し授業には所属していないけれども英語にチャレンジしようという生徒を対象（英検3級～準2程度）に放課後アドバンスト講座を週1回実施します。普段の授業の枠とレベルを超えて実践的な英語学習につなげます。
Q．帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A．入試で英語・国語を選択した方には数学を、英語・算数を選択した方には国語の補習を放課後に実施します。また、帰国生に限らず、放課後などを利用し、小テストの補習や再試を行っております。
Q．入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A．小学校時代の貴重な異文化経験を活かせるように、クラス、部活動、行事など多方面で活躍できる場を提供しています。
Q．帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A．東京医科大学、早慶上智など、文系理系を問わず幅広い進学先となっています。
Q．帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A．貴重な海外経験を生かして、自分から学校生活に積極的に参加してほしいと思います。また、できれば帰国生対象説明会に来ていただき、本校の教育方針や帰国生に対する教育内容等ご理解ください。
Q．帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A．文化など取り巻く環境が異なれば、考え方もさまざまです。そうした違いを肌で感じて、視野が広くなっていることは、一生の財産です。貴重な経験を中高6年間でも積極的に生かしてほしいです。
Q．帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A．帰国生のお嬢様を受け入れて20年になります。日本人女性として、感謝や思いやりの気持ちを大切にし、しなかやでたくましい女性に育ってほしいと願っております。ぜひ本校へ足をお運びいただき、楽しく学校生活を送っている在校生の様子をご覧ください。
Q．これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A．幼少時に異文化での生活経験があるため、視野が広く、心の広い生徒が多いです。また、積極性のある生徒も多く、クラスや部活動などで中心的な役割を担っています。海外での貴重な経験を中高生活6年間でも生かしてほしいです。
Q．帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A．行事や部活動など、リーダーシップをとる場がたくさん用意されています。また、茶道の授業などでは、日本の伝統文化の素晴らしさを再発見する良い機会になっています。また、本校は国内最大級の会議を主催するなど、模擬国連が活発です。2019年、2020年には全日本高校模擬国連大会で優秀賞に輝き、ニューヨーク国連大会への日本代表派遣が決まりました。
Q．帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A．国語や算数については、基礎学力をしっかり身につけてください。過去問は学校HP上に掲載しておりますので、傾向についても事前に研究されることをおすすめします。筆記試験に加え、面接もあります。海外経験や中学校生活に期待することなどを、ご自分の言葉でお話しできるよう、準備をしてください。
【連絡先】東京都千代田区三番町12 TEL：03-5275-6002
【ホームページ】https://www.otsuma.ed.jp/
