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帰国生受け入れ校からのメッセージ 成蹊中学・高等学校

2024年1月20日

この情報は2024年度入試に関する内容です。

Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.
【中学】
国際学級入試の入学者は、帰国生のみで編成された国際学級に入ります。現地校やインターナショナル校の教育環境は日本とは大きく異なっており、それゆえ帰国後の学校生活に不安を感じる帰国生もいますが、国際学級では、そのような不安やギャップを解消し、日本の教育に早く馴染んでいけるよう、15名という少人数で指導を行っています。学校行事、生徒会活動、クラブ活動については、一般学級の生徒と一緒に参加します。
国際学級は1年にだけ設定されているので、生徒は2年生になると全員が一般学級へ移行することとなります(中2帰国生編入試の入学者は、一般学級へ入ります)。
一般入試(帰国生枠)の入学者は、1年生から一般学級へ入ります。
【高等学校】
高校帰国生入試の入学者は、一般学級に入ります。高校では、帰国生入試による入学者に加え、小学校、中学校の国際学級出身者や保護者の勤務等で海外経験をした生徒が数多く在籍しています。

 

Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.
【中学】
国際学級(第1学年のみ)では、一般学級と異なる授業が行われます。中学2・3年生の英語については、原則として「帰国生英語特設クラス」で授業を受けることができます。一般学級からの帰国生および中学2年に編入学する帰国生については、参加判定のためのテストがあります。
【高等学校】
1年生は2段階、2・3年生は3段階の(国内生を含めて)習熟度別英語授業を行っています。帰国生用には、自由選択科目のアドバンスト・イングリッシュを開講しています。

 

Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.上記の通り、中学1年の国際学級は帰国生向けのカリキュラムで授業を行っています。人数も少ないので通常の授業自体がインタラクティブという特徴を持っています。また、帰国生に限ったことではありませんが、成蹊では基本的には、個別指導を重視しており、個別の対話を通じてその生徒がどこで行き詰まっているか明らかにしたうえで指導にあたっています。

 

Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.
【中学】
帰国生が、帰国後の教育環境に萎縮することなく個性を発揮できるような環境づくりを心がけています。国際学級は、帰国生だけを集めた少人数制のクラスで、現地校、インターナショナルスクール出身者のみですから、同じ経験をして来た者どうしの安心できる場となっています。
【高等学校】
高校では、国際学級はありませんが、個別指導を中心に、学習面・生活面ともに、早く新しい環境に慣れることができるよう配慮しています。

 

Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.現在通っている学校での学習、生活をしっかりと充実させて、できる限り現地の文化を吸収してきてください。

 

Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.成蹊は、早くから帰国生の受け入れを行っており、約100年の歴史があります。小学校から大学まで、学園全体で国際理解教育に力を入れており、中高生を対象としたさまざまな留学プログラムも用意されています。帰国生がのびのびと個性を発揮し、国際性を高めていく環境が整っていますので、一時帰国等の際にはぜひ本校の見学にお越しください。

 

Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.中・高ともに帰国生徒が約2割を占めていますので、学校全体として帰国生徒が一般生と同じ存在として認識されています。このため、学校で特に身構える必要がなく、のびのびとした学園生活を送ることができます。
次いで、生徒と教員とが、身近な存在でいられるということです。これは日本の学校ではなかなか見られないものです。
そして、進学先の多様さです。成蹊大学に約30%、他大学に約70%が進学します。国公立、医歯薬系や芸術系への進学者も多く、分野的にも多彩です。

 

Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.中学国際学級入試、中学2年生帰国生編入試、高校帰国生入試は、配布している参考問題例を、中学一般入試(帰国生枠)は、一般入試過去問題を参考にして、成蹊の傾向をつかんでいただければよいと思います。「進学ガイドブック」という冊子(HPにも掲載)に、傾向と対策や過去の入試データを掲載しておりますのでぜひご覧ください。
中・高ともに基礎を重視していますので、基本的な読み書きの問題や計算問題でのケアレスミスがないよう訓練しておくとよいでしょう。

 

【連絡先】東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13 TEL:0422-37-3818
【ホームページ】https://www.seikei.ac.jp/jsh/

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