学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ 佼成学園中学校・高等学校
この情報は2025年度入試に関する内容です。
Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.2021年度より「グローバルコース」が誕生しました。帰国生は基本的にこちらのコースに進学し、一般入試を経て入学した海外に関心の高い生徒と学び合います。中学ではアジア各地での研修、高校ではアントレプレナーシップ(起業家精神)を養うプログラムを通し、多様な価値観や文化を体験しながら、真のグローバルリーダーを育成するコースを用意しています。
更に学力に応じて少人数・習熟度別の授業や補習を行い、一人ひとりの学力伸長をきめ細かくサポートします。
Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.英語の授業に関して、2022年度より一般生・帰国生共通の取り組みとして中学では時間数を増やし、語学研修を必修にするなど、実用的な英語力を確実に培っていく体制をつくっていきます。
さらに、英語が得意な生徒は、Super English生として英語の取り出し授業を行っています。週に8時間ある英語授業のうち、6時間をBelitz講師が担当し、英語力を総合的に伸ばします。2時間は本校日本人教員が担当し文法力を鍛えています。SE生は入学後、グローバルコースに所属し活躍しています。
Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.本校は、教員と生徒とのコミュニケーションが活発で、難関大学へ進学した大学生がチューターとして学校に出勤する制度もあります。英語はもちろんのこと文系科目、理系科目ともに親身にに対応してもらえるシステムが導入されています。生徒は一人一台iPadを持っていますので、自分のペースで学習できるビデオ教材(スタディサプリなど)も豊富に取りそろえており、学習フォローも万全です。
Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.本校は日頃より活発なコミュニケーションを大切にしており、生徒と教員、先輩や卒業生との距離が近いことが特徴です。生徒自身が環境の変化にスムーズに対応できるように、教員が常に声をかけるなど生徒のケアを行います。ネイティブ教員と自由に話ができる環境作りや、スクールカウンセラーを設置しており心のケアまでしっかり行います。
Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.具体的な調査はできませんが、以前帰国生として入学した生徒は東京外国語大学等へ現役合格しております。また、今年度は海外大学への合格が6件あり、帰国生によるものも含まれます。一般生を含むと、今年度大学入試の実績では、国公立大学合格 47 件、 早慶上理合格68件、GMARCH 合格 119 件、と好調な合格実績となっています。
Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.設立母体は立正佼成会ですが、学校での生徒に対する宗教教育は一切行っておりません。施設や教育活動において支援を頂いております。「知に偏らず、情・意の教育にも力を注ぎ、心身一如の円満な人格をもった平和社会の繁栄に貢献できる人間を育成する」という建学の精神のもと、教育活動を行っております。
Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.本校はクラブ活動や探究活動等で活躍する生徒が多く、個性や人格を互いに認め合い仲間を大切にする生徒が多いです。語学はもとより、多様な価値観や多文化を理解する寛容な心を学んできてもらいたいと思っています。
Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.本校は勉強やクラブ活動に集中でき、じっくり成長できる「男子校」・丁寧な指導と面倒見の良い「少人数制」・そして一人ひとりの成長に合わせて多様な未来が描ける「進学校」です。佼成学園で過ごす時間の中で将来の希望の実現に向けてじっくりと知と心を育みます。生徒の可能性をさらに伸ばす学校です。
Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.全生徒に一人一台iPadを導入。授業ではアクティブラーニングや探究を積極的に導入し、未来を見据えた教育活動を推進。大学入試改革対応をはじめ、社会で活躍する人物の育成を行います。また、クラウドを利用することによって学校・生徒・家庭間での情報の共有や連絡がスムーズとなり、どこよりも生徒に声をかけることをモットーとして信頼と安心を高めた教育活動を実践しています。
また、グローバルコースは、中学・高校ともに半数が海外経験のある生徒を迎え、探究や教科横断型プログラムなど、充実した学びを順調に展開しています。
進学体制については、難関大学で学ぶ本校卒業生が在校生の学習を親身にサポートするチューター制度、自習室、豊富な講習などを設定し、充実した学習支援体制を整備しています。
Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.英語が得意な帰国生(英検2級以上)は帰国生入試を受験してください。もちろん、英語を利用しない受験方法もあります。また、英語を利用して一般入試を受験することもできます。帰国生のみなさんの得意分野を活かすことができる様々な受験方法を準備していますので、ぜひ一度本校ホームページよりご相談ください。
【連絡先】東京都杉並区和田2-6-29 TEL:03-3381-7227
【ホームページ】https://www.kosei.ac.jp/boys/