学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ 実践学園中学・高等学校
この情報は2025年度入試に関する内容です。
Q．帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．中学ではリベラルアーツ＆サイエンスクラスへの入学となります。高校では各コースへの入学は可能ですが、リベラルアーツ＆サイエンスコースは少人数制で双方向型の授業展開を行うコースとして帰国生にお勧めします。今後社会は国際化が進み、様々な価値観や考え方をもった人と生活をする多元的共生社会の中でコミュニケーション力を身につけることが大切です。本学園が帰国生枠を導入するに当たり、この点の強化・充実をはかることを目的としています。
Q．帰国生に対する英語の授業は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．中学のリベラルアーツ＆サイエンスクラスは、国語以外の英語・数学・理科・社会が基本的にネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業となります。担任もネイティブの先生と日本人の先生の二人体制になっており、英語の運用能力を高める授業を展開しています。高校でもリベラルアーツ＆サイエンスコースの英語の授業はオールイングリッシュの授業ですが、日本人の先生による英文法など必要に応じて日本語で解説する場合もあります。中高を通じて、教科の垣根を超えて、さまざまな角度から学問を捉え、よりアカデミックな教育を行っています。
Q．帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A．放課後は生徒全員を対象に『J・スクール』(日常の授業と連動した指導力の優れた教員・講師による講習)が実施されています。また、帰国生向けということではありませんが、理解の不十分な生徒には必要に応じて、授業担当者が指導しています。
Q．入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A．本学園の教育方針を理解し、目標を持って学園生活を送ってもらうことです。そのために担任や教科担当に質問や面談をしやすい工夫をしています。
Q．帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A．学校案内やホームページなどをご覧いただき、本学園の校風・教育方針を十分に理解した上で受験に臨んでください。オンラインでの個別相談も行っていますが、機会があれば学校見学や入試説明会に足を運んでいただき、実際に学園の雰囲気を体感していただくことをおすすめします。
Q．帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A．皆さんが海外での生活において経験していることは、日本との違いや日本の良い点・悪い点を感じることが多々あると思いますので、それを自己の成長の糧としてください。
Q．帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A．本学園は建学の精神を「学問の修得をとおして、自己実現をめざし、人類・社会に役立つ人材づくりをする」こととしており、2022年で建学95周年を迎えました。電子黒板やタブレットを使用した授業体制や生徒一人ひとりの学習スタイルに対応した学びの館『自由学習館』を拠点として行われている進学講習『J・スクール』など先進的で創造的な教育環境を整えました。さらに、中学校で実施されているコミュニケーションデザイン教育や学校行事・部活動の充実により、人間力を高める教育にも注力しています。また、期間・研修先の多彩な語学研修制度や留学制度も充実しています。本学園での中学・高校生活が生徒一人ひとりの限りない可能性の挑戦に充分応えうるものと確信しています。
Q．帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A．本校の在校生は明るく真面目な生徒が多く、アットホームな雰囲気だといわれます。また、校舎屋上の『実践の森・農園』でのクラスランチやクラスメイトとの親睦を深める校外授業など年間の行事は学校生活に対する不安を吹き飛ばしてしまうことでしょう。
また、中高一貫リベラルアーツ＆サイエンスクラスでは6年間で3回の海外研修・留学があり、高校リベラルアーツ＆サイエンスコースでは高校1年の2月から北米（カナダ）中期(6カ月)留学、があります。コースを問わないプログラムでは、ニュージーランド姉妹校中期(11週間)・長期(1年間)留学、アメリカ中期(5カ月)・長期(1年間)留学、カナダ短期(2カ月)・中期(5カ月)留学、オーストラリア語学研修(15日間)やハワイ修学研修旅行(高2中高一貫コース)など語学研修・海外留学制度が充実しているので、身につけた語学力や価値観をさらに高めていくことが可能です。
【連絡先】東京都中野区中央2-34-2 TEL：03-3371-5268
【ホームページ】https://jissengakuen-h.ed.jp/jhs/
