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帰国生受け入れ校からのメッセージ 湘南白百合学園中学・高等学校

2024年10月19日

この情報は2025年度入試に関する内容です。

Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.一学年4クラス編成で、各クラスに『一般入試による一般生、帰国生入試による帰国生、学内入試による併設小学校からの入学生』が均等に振り分けられます。異なる文化で育ってきた生徒たちが他者理解と自己表現をする中で、協働する力を育成したいと考えているからです。

 

Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.英語の授業は他教科と違って、少人数で行っています。中学1年のスタート段階では、自然に学校・クラスになじむことを優先していますが、中学2年生からは英語の授業を習熟度別に分け、学力にあった授業展開をしています。なお中1から高1では取出し授業(Eクラス)を行います。一定レベル以上の生徒を選抜し、極少人数で、ネイティブの授業を週3コマ(通常1コマ)で行い、オールイングリッシュでハイレベルの授業を行います。

 

Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.帰国生だけを対象とした補習はありませんが、一般生と同様に必要と思われる補習を放課後や長期休暇中に実施しています。授業以外では、英語ディベート大会、スピーチコンテスト、有志のフィリピン支援ボランティアへの参加などの活動がとても活発です。これらは帰国生が活躍できる場となっています。

 

Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.環境が変化する中で自分らしさを失わず、より輝けるよう配慮しています。貴重な海外での生活が、自分の自信と誇りにつながるよう、ご家庭とも連携を取りながら応援いたします。遅れの出ている教科に関しては教科担当者からの補習も用意しています。

 

Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.(2020年度帰国生の進学実績)
横浜国立大学経営学部経営学科1名、上智大学:国際教養学部1名、総合グローバル学部総合グローバル学科1名、国際基督教大学教養学部アーツサイエンス1名、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科1名、白百合女子大学人間総合学部児童心理学科1名、杏林大学医学部医学科1名
(2021年度帰国生の進学実績)
東京大学文科一類1名、高知大学医学部医学科1名、早稲田大学:文化構想学部1名、基幹理工学部学系Ⅱ1名、慶應義塾大学文学部1名、青山学院大学文学部英米文学科1名、東京女子大学現代教養学部国際英語学科1名、 工学院大学情報学部システム数理学科1名
(2022年度帰国生の進学実績)
横浜市立大学理学部1名、慶応義塾大学:法学部政治学科1名、薬学部1名、上智大学:国際教養学部国際教養学科2名、法学部国際関係法学科1名、文学部フランス語学科1名、立教大学グローバルリベラルアーツプログラム1名、青山学院大学:経営学部経営学科1名、理工学部電気電子工学科1名、昭和大学保健医療学部看護学科1名、津田塾大学総合政策学部総合政策学科1名、駒澤大学法学部法律学科1名、日本大学生物資源科学部獣医学科1名
(2023年度帰国生の進学実績)
お茶の水女子大学理学部1名、東京都立大学法学部1名、慶応義塾大学法学部1名、慶応義塾大学経済学部1名、聖路加国際大学看護学部1名、武蔵野美術大学造形学部1名

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.本校は、愛の心を持って社会に奉仕できる女性を育成することを目指しています。与えられた資質や能力に気付き、自ら向上しようとする主体性が、社会のために喜んで行動する力につながるよう、様々な教育活動を組み立てています。ホームページや学校案内、説明会や見学会などを通して、本校生の快活でのびやかな生活の様子をご覧ください。

 

Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.現在の学校生活が充実したものになるよう、しっかりと取組み、積極的に多くの体験を積み重ねて来てください。海外生活で培った広い視野が、寛容でおおらかな心を育成してくれていることと思います。

 

Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.本校では年に数回のオープンスクール・学校説明会・学校見学会などを開催しております。日程が合わない場合には、個別にご案内をさせていただいております。豊かな緑の向こうに光る海と連なる山々を臨むことのできる、優れた環境も見ていただくことができます。ぜひご連絡ください。

 

Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.積極的で前向きな姿勢や、既存の価値観にとらわれずに幅広い視点を持つことができること。また自分の意見を持ち、それを周囲にきちんと伝え、個人個人ではなく全体として向上できるように働きかけることができる点などです。

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.生徒たちの意識の高さです。勉学に向かう真面目さだけでなく、音楽・美術などの情操面でも高い能力を発揮し、互いに良い影響を与え合っています。帰国後の学習や生活の不安もおありかもしれませんが、教員と生徒の距離感も近いので、いつでも相談できる雰囲気があり、一般生・帰国生の区別なく成長できる場があります。

 

Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.試験はA方式とB方式があります。A方式は、国語・算数・英語の3教科を受験していただき、高得点の2教科を合格判定に用います。B方式は、A方式と同じ問題で国語・算数の2教科です。
英語はリーディング(長文読解問題と文法語彙問題)・ライティング・スピーキングがあります。長文読解問題は、時間を測りながら、まとまった文章を読む練習をしてみましょう。その際に、内容の展開が理解できているかどうか、基本的な文法が身についているかどうか、語彙表現が理解できているかどうかを確認してください。ライティングとスピーキングは、任意のテーマについて自分の考えを書いてみたり、話してみたりする練習をしてみましょう。その際に、自分の意見に論理的な理由をつけているか 、首尾一貫して展開しているかどうか 、語彙表現や文法が適切かどうかを確認してみましょう。
国語は 、ことばの問題(漢字の読み、書き)の他、文章問題(読解問題+本文を踏まえた作文)を出題します。作文とは600~800字程度のもので、縦書き原稿用紙を使用します。
算数は 、2月に実施される一般入試の算数と同じ構成の問題ですが内容の難易度は易しいものになります。比や割合の部分はよく出題されており、差が付きやすい部分なので、よく練習をしてきてください。グラフを書く問題も頻出です。

 

【連絡先】神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1 TEL:0466-27-6211
【ホームページ】https://chukou.shonan-shirayuri.ac.jp/

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