学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ スイス公文学園高等部
この情報は2025年度入試に関する内容です。
Q.海外・帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.特にありません。全体成績でクラス分けをしていますが、英語の授業の比重が高いので、帰国生が上級クラスに入ることが多いです。
Q.海外・帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.特にありません。しかし上級クラスに入る生徒が多いので、英語も上級クラスで学ぶことになります。
Q.海外・帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.帰国生のためということではなく、成績不振生徒に対して個別に行っています。
Q.入学した海外・帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.帰国生というより、生徒ひとり一人に対して丁寧な指導を行うように考えています。
Q.海外・帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.特にありません。
Q.海外・帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.スイス公文学園では英語と日本語をともにしっかりと学びます。校内の公用語は英語で、全校集会や掲示板など公式なものは全て英語が使われていますが、文科省の在外教育施設認定を受けているため、日本語での授業もあり、卒業生には日本の全ての大学に受験資格があります。インターナショナルスクールとは異なることは認識しておいてください。なお、フランス語圏にあるので英語で受けるフランス語の授業もあり、街ではフランス語を話す機会があります。
Q.海外・帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.スイス公文学園は全寮制の学校であるため、常にコミュニティを意識する必要があります。「他者との違い」を認識し受容することはとても大事なことです。海外で生活していると様々な文化摩擦を経験することがあります。そのことを通して「異質の他者を認める」姿勢を身につけて欲しいと思っています。
Q.海外・帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.世界を実感して、海外での経験をご自身の将来に活かしていきたいとお考えでしたら、是非スイス公文学園の扉をたたいてみてください。日本では手に入れることができない英語教育をはじめ、スイスにいるからこそできる様々なグローバルな体験があなたを待っています。海外の大学、日本の大学へとグローバルで多様な進学先へのサポートもいたします。
Q.これまで受け入れてきた海外・帰国生を見て、海外・帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.異質の他者を受け入れる柔軟性に富んでいる点。個性豊かな点。
Q.海外・帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.スイス公文学園ではヨーロッパの中心にある地の利を生かして、年に3回のトリップの機会があります。スイスの大自然を堪能する「セプテンバートリップ」、スイス国内を巡る「スイス文化旅行」、ヨーロッパ各地を尋ねる「ヨーロッパ文化旅行」です。コロナ禍が落ち着き、全て再開しています。また、委員会活動やクラブ活動が活発で、独自企画や各種大会に参加することでコミュニケーション力を高め、地域との交流を深めることができ、学校外に日常的に出かける機会があります。
Q.海外・帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.英・数・国の3教科入試ですが、全ての教科で日本の中学校で学ぶ基礎・基本を習得しておいて欲しいと思います。現在の実力を測るには説明会に参加して、過去問題集を入手して解いてみるといいと思います。また、受験生本人の面接があり、重視するところですので、志望動機についてはしっかり話せるようにしておきましょう。
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【ホームページ】https://www.klas-ac.jp/