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帰国生受け入れ校からのメッセージ 帝京中学高等学校

2024年10月28日

この情報は2025年度入試に関する内容です。

Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.2025年度より中学校に『インターナショナルクラス』が新設されます。このクラスではオールイングリッシュ授業やネイティヴ担任制など、帰国生の英語力を向上させる取り組みを行っています。高校進学時には、原則高校インターナショナルコース<海外留学課程><英語特化課程>に進学することも出来ます。帰国生は中学『インターナショナルクラス』、高校『インターナショナルコース』に入学・編入することを薦めますが、『進学コース』、『特進コース』に入学することも可能です。

 

Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.中学『インターナショナルクラス』では、オールイングリッシュ授業を英語と社会の授業で行います。また英会話の授業では帰国生を対象に取り出し授業を実施します。高校『インターナショナルコース』では、ネイティヴ教員が担当する授業が増え、また英語力の高い生徒が多いため、国内生と一緒に授業を受けます。

 

Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.国語・社会・数学・理科などで必要な場合は、夏期講習や放課後講座にて、個別に対応します。また、帰国生対象の放課後講座として国語の基礎レベル補習を行います。

 

Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.学習環境以外にも、生活環境の変化に対応できない場合もあります。海外での生活という貴重な体験が、不安材料とならないよう、個々の能力を発揮できるよう、配慮します。『インターナショナルコース』には様々なバックグラウンドを持つ生徒が集まるため、それぞれの経験を生かして共に成長できるよう、多様性を重視する教育を行っています。

 

Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.これまでの帰国生はほぼ全員『インターナショナルコース』に編入学し、筑波大学、慶応義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学などへ進学しています。
また、近年では海外大学に進学する生徒も増えてきました。「海外大学進学協定校推薦制度(UPAS)」を導入しています。

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.本校の説明会などで、教育方針や内容を知っていただきたいと思っています。帰国生入試説明会や学校説明会(日程はHPを参照)に参加し、6年間通学する環境をお確かめください。説明会への参加が難しい場合は個別の学校見学・相談も承っています。HPに掲載されているメールアドレスにお問合せください。

 

Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.各国には固有の文化や考え方があります。五感を精一杯働かせ、日本ではできないことをたくさん体験してほしいと思っています。言葉だけでなく、文化や考え方でも、日本との違いを学び楽しんできてください。

 

Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.帝京高校『インターナショナルコース』では、20年以上帰国生を受け入れてきた歴史があります。英語力だけではなく、海外生活で得た経験を生かす環境が整っています。そのメソッドを生かした中学『インターナショナルクラス』でも、帰国生が活躍できる様々な場面を用意しています。英語力を生かして、将来国際社会で活躍したいと考えている生徒を歓迎します。

 

Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.帰国生は自分の意見をはっきりと主張し、リーダーシップを発揮できる生徒が多かったです。また、国内生と比べても社会問題などに関心を持ち、帝京高校『インターナショナルコース』の掲げる、「国際社会に貢献できる人材の育成」という教育理念に合致していると考えています。

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.『インターナショナルコース』では、多数の帰国生を受け入れてきました。様々な国や地域からの帰国生です。その生徒たちもすぐに溶け込める土壌が本校にはあります。違う感性を持った生徒を自然に受け止め、仲間として受け入れる寛容さを持った生徒が多くおり、学校もそういう風土にあります。すぐにうちとけられるはずです。

 

Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.試験科目は、中学校が英語50分・作文50分・面接(英語・日本語)です。高校が英語・国語・数学の基礎学力を見る試験(50分)と英語運用能力を見る試験(30分)、面接(英語・日本語)になります。英語力については、中学校が英検3級程度、高校が準2級程度の難易度になります。いずれも英作文が要求されるので、様々なテーマについて書く練習をしてください。面接では受験生自身の話に加えて、社会的なトピックについても聞かれます。

 

【連絡先】東京都板橋区稲荷台27-1 TEL:03-3963-6383
【ホームページ】https://www.teikyo.ed.jp/

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