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帰国生受け入れ校からのメッセージ 山手学院中学校・高等学校

2024年11月9日

この情報は2025年度入試に関する内容です。

Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.入学後は、一般生と同じホームルームで授業体制も同じです。神奈川県内から通う生徒が大半ですが、県外からも海外からも入学してきます。生活環境や学習歴に違いのある生徒たちが、山手学院の『国際人の育成』という教育目標の下で、お互いに尊重しあい、競い合うことが重要と考えています。

 

Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.一般生と同じ授業体制で学びます。
☆中学では、週5時間の英語とネイティブ教員によるEnglishの授業(週2時間、少人数授業:1クラス2分割)をおこないます。
☆高校では、2年から文系・理系に分かれると同時に選択授業が増えます。数学ⅡBまでは文系・理系問わず全員が履修します。

 

Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.帰国生のみを対象にしているわけではありませんが、毎週土曜に行われる補習講座を受講できます。山手学院は週五日制で、月~金は7校時授業を実施しています。また夏休みなどの長期休みには多くの講習が開講されます。昨年度の夏休みには、中学・高校を合わせて200以上の講座が開講されました。先生と生徒の関係も、気軽に質問ができる雰囲気があります。先生も一方的に自分の考えを押しつけるのではなく、一生懸命話を聞き、生徒とじっくりゆっくり話し合うプロセスの中で答えを出しています。

 

Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.66,000平方メートルの広大な緑豊かな自然環境に囲まれ、自由闊達な校風で明るく伸びやかな生徒が多いため、帰国生も自然にとけ込んでいます。また、先生方も職員室で生徒の様子を話し合っていますので、一人一人に対応したきめ細かな指導・対応が可能です。

 

Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.具体的な進学先などは公表していませんが、これまで多くの帰国生が希望大学に進学しています。

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.橫浜駅から電車で約24分、鎌倉の大船駅から電車で約6分、JR港南台駅で下車し徒歩12分で山手学院に到着します。中高あわせ2000名規模の学校です。お子様が3年間あるいは6年間通わせるふさわしい学校かどうか、是非ご来校ください。そして、山手学院の特色《国際教育・進学実績・自由な校風》をご理解して入学してきてください。

 

Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.海外では、多くの国や日本全国から集まってきた人と友達になれると思います。多くの友達を作って楽しい生活を送ってください。人を想う気持ちと強く結ばれた絆を大切に日本へ持ち帰って、山手の友達に伝えてください。

 

Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.橫浜から世界へ。
山手学院は創立当初から「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間の育成」という建学の精神のもと、国際交流活動を大きな柱とする教育活動を進めてきました。この建学の精神を具現化するためさまざまなプログラムが用意されています。帰国生は、山手入学以前に世界を体験していますが、山手の国際交流プログラムを積極的に活用し、今まで以上にグローバルな広い視野を持った真の国際人を目指して入学してください。

 

Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.自分なりのアイデンティティーを持ち、そして「日本」をしっかりと見ているところです。自己主張に終始せず、相手の意見をしっかりと聞ける姿勢が備わっている点も素晴らしいと感じます。

 

Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.山手学院には多くの国際交流プログラムがあります。帰国生は海外での貴重な体験をいかし、各プログラムでリーダーシップを発揮しています。
1.オーストラリアホームステイ
中学3年の11月に実施。全員参加。2人1組でホームステイ。全行程6泊7日
2.北米研修プログラム
1969年以来、50回にわたって実施されできた全参加行事。クラスごとにアメリカ・カナダの都市を訪問。2人1組で2週間のホームステイ。
3.リターンビジット
北米研修で訪問したアメリカ・カナダの高校生を迎え、山手生の家庭でホストを引き受け2週間のホームステイをおこなう。
4.国連高校生会議(UNIS-UN)への参加
毎年3月に実施。学内で選抜された生徒がニューヨークにある国連本部本会議場で世界20数カ国から集まった高校生とその年の国連のテーマについてディベート。

 

Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.2025年度入試では、帰国入試を12月8日(日)に実施します。
・小学校1年生以降に、1年以上の海外在留経験があれば受験できます。
・試験科目は国語、算数の2科目(各50分/100点)です。
・英語資格に対する加点措置があります。(CEFR A2レベル以上)
2月の一般入試では、一般生と同じ試験を受験します。
・中学は国算2科受験可能。2科受験者には10点、4科受験者には20点を加算して合否を決定。英検取得者への加点もあります。(CEFR A2レベル以上)
・高校は国数英3科入試で15点を加算します。入試科目の勉強をしっかり準備すると同時に、入学後に備え他の科目も基礎学力をつける努力をすることを期待します。
中学1~3年生を対象に、年2回の編入試を実施しています。
・第1回(7月実施/9月入学)、第2回(3月実施/4月入学)
・英語・数学・国語(各50分/100点)の筆記試験+面接(保護者同伴)

 

【連絡先】神奈川県横浜市栄区上郷町460 TEL:045-891-2111
【ホームページ】https://www.yamate-gakuin.ac.jp/

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