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2024年度JOBA通信添削エッセイ受講合格者インタビュー
(開智日本橋学園中学合格)

エッセイ受講合格者 写真
インタビューに答えてくださった方

氏名:宗像泰生様
海外歴:小学2年から小学4年までアメリカ合衆国テキサス州 現地校に在籍
受験結果:開智日本橋学園中学・高等学校 GLCコース

<受講コース>
・入試エッセイ対策 コース1 (Argumentative):2課題
・志望校別実践演習コース:3課題
・受講期間:6か月

1 なぜJOBAのコースを選ばれたのですか。

 元々中学受験は考えていませんでした。また、恥ずかしながら母である私自身、帰国枠受験についての知識が乏しかったため、息子が中学受験をしたいと言い始めた5年生頃は、英語は英検対策で何とかなるかなと楽観的に考えていました。
学校見学をきっかけに、開智日本橋学園のGLCコースを志望するようになりましたが、英語エッセイが合否を分ける上で最も重視されることを知り、急遽、英語エッセイ対策ができる塾を探しました。その時点で夏休み頃でしたので、11月の帰国生入試に間に合うかギリギリで焦っていました。海外・帰国生を専門としたJOBAに問い合わせたところ、入試エッセイ対策 コース1で開智日本橋学園の対策ができることを知り、すぐに申し込みました。

 

2 JOBA通信添削プログラムのエッセイ課題に取り組まれたご様子について教えてください。保護者の方はどの程度関わりましたか。

 入試で求められる英語エッセイの型を覚えるところから始めました。テーマに対して説得力のある文章を組み立てるにはどうしたらよいか、自分の考えは何かをまとめる練習しました。先生は、ライティングで外してはいけない重要なポイントを繰り返し指導してくださり、「答えは何か」よりも「どのように考えるか」を教えてくださいました。人にあれこれ言われるよりも自分でやらないと気が済まない子なので、自分で考えてがんばれば、なんとか越えられるくらいのハードルを設定していただいたように感じました。

エッセイについては、とても字が汚く、初めは読めたものではありませんでした。線と線の間で字が踊っていて、スペルミスや文法の間違いも多く、解読不能な単語もありました。基本的に書くのが嫌いな子で、日本語の文字も酷かったので予想はしていたものの、ここまでとは…と落胆しました。そういう意味でわが家は本当にゼロからのスタートでした。ところが、私がいくら言っても直さなかったのに、先生がひとこと促しただけで途端に一生懸命に書くようになりました。そして次のリライトでは先生も驚かれるほど、まるで別人が書いたかのような整った字に生まれ変わっていました。

また、考えを言語化するのが苦手で、初めの頃は何時間も黙々とひたすら考えを言葉にすることに没頭している様子でした。近道はないと思ったので、邪魔しないように見守りました。提示されたトピックに対して、自分の考えを肯定するための説得力のある材料が見つからないときは、本やWebで情報を集めました。そうすることで研究データや実際のケースを例示し、説得力のある文章が書けるようになり、視点が広がってゆきました。どうしても一方向からの視点に固執して似たような論理を繰り返している時は、角度を変えたヒントを与えることはありました。しかし、息子の場合は本人が納得しないと受け入れないので、それでも変えない時は任せていました。先生から指摘して頂く方が効果はずっと大きかったので、私たちはエッセイの型が整っているか、読みやすい字を書けているかをチェックするのみのことが多かったように思います。

 

3 JOBA通信エッセイ添削がどのように役立ちましたか。

 文章を書くことが苦手でしたが、先生からお褒めの言葉を頂くたびに自信をつけ、文章を書いて表現することの楽しさを覚えたようでした。自分の考えを言葉にすることで、それを認めてくれる人がいるのが嬉しかったのだと思います。いつの間にか話し方も変わり、論理的に伝わりやすく話せるようになりました。そしてそのことが面接にもつながっていたようで、本番で準備していなかった質問に対しても即座に考えをまとめて答えられたようでした。そして全く書けずに苦労していた国語の記述までもが、少しずつ書けるようになっていました。今では学校の日本語作文もあっという間に仕上げられるようになりました。更に、入試前に受けた英検準一級のライティングの点数も劇的に上がっていました。思わぬところで良い影響が出ていて、もっと早くから始めていれば良かったと後悔しました。

 

4 受験での勉強以外の苦労についてお話しいただけますか。

 勉強が忙しく、睡眠や運動の時間を確保することが難しかったです。周りの子が深夜まで勉強していると聞くと焦るようで、自分も夜中まで勉強したいと言い張りましたが、当初からたとえ成績が落ちても睡眠時間を削ることだけはさせまいと決めていたので、最低でも8時間睡眠は確保しました。休日は目が覚めるまで9~10時間ほど寝ていました。
運動系の習い事もお休みしていましたが、体力が落ちないように毎日1~2㎞の軽いランニングだけは続けていました。その甲斐あってか、一度も体調を崩すことなく過ごすことができました。

 

5 オンライン受験でのハプニングはありましたか。

 帰国枠受験の日ではなかったのですが、試験中に他の子にいたずらをされ続け、半泣きで会場から出てくるハプニングがありました。それは、想定外のことが起きたとき、パニックにならずに対処法を考えて実行する力が問われる出来事でした。これから先、思いもよらないことに遭遇することがあると思います。そんな時にも諦めず、自分で考えて道を切り拓いていって欲しいです。その悔しさをバネに、これから学校生活を通して判断力や決断力を育んでいってくれれば嬉しいです。

 

6 入試を終えて、ご感想をお願いします。

 開智日本橋学園GLCに合格できたことが本当に嬉しかったです。大変なこともありましたが、受験に挑戦したことで親子共に成長できたように思います。苦しい時も諦めず、最後まで勇敢に立ち向かう姿を見せてくれた息子に、ありがとうと言いたいです。
JOBAの英語エッセイ対策で培われた力は、大きな財産となりました。わが子のように心配してくださり、親身になって直前まで試験本番のアドバイスをくださった先生に大変感謝しております。

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